平和の祈り ~ 中沢啓治さん逝去 / カワズの唄

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平和の祈り ~ 中沢啓治さん逝去

            
Category : 未分類
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みなさん既に周知と思いますが、『はだしのゲン』著者である中沢啓治さんが亡くなりました。
改めて見た中沢さんの生前のお顔は、ゲンの親父にそっくりです。

実は私はつい先日、久々に『ゲン』を読もうと枕元に全巻揃えたばかり。

置いておけばいつでも読めると安心して、ただ揃えたっきり読まない間に中沢さんは逝ってしまわれました。
これも何かの縁(?)なのかと思って、やっと読み始めましたよ。


こんな切実なマンガを読んで、小学生の僕は友人たちと「ギギギ…」とか「くさいのう、くさいのう!」とゲンや隆二の真似をして爆笑していたものです。

罰当たりめが。

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ところで、世間ではこの作品を、極左思想の反日だと批判する人が少なからずいるようです。

確かに、天皇陛下の戦争責任を問うてみたり、非常時に物資のシェアリングを出来ない日本人を糾弾してみたり、「朝鮮人を馬鹿にするな!」というセリフや、赤狩りに対して「共産主義の何が悪いんだ」と叫ぶ若い教師。
少年ジャンプから掲載誌が変わり、どんどんエスカレートしてゆく最後のほうに至っては、君が代の斉唱を拒否したり、「多数決なんて嫌いじゃ」とまで。(←これにはちゃんと理由がある)

これらは悪く言えば極左思想になるのだろうか?
僕はそっち方面には詳しくないので、よくわからない。

事実、子供の頃にこの作品を読んで、笑っていた反面、初めて戦争の悲惨さを知り、戦争は悪いことであり、戦争を始めた日本の軍部、ひいては形式上それを指揮する立場であった天皇陛下の責任は重いと植え付けられました。
右翼主義者からすると由々しき事態だろうな。


でも僕に言わせれば、この作品で語られている事は、ほとんどが当たり前の事ばかりである。
そう感じるのは僕が左寄りなのか?

確かに映画『インディペンデンス・デイ』を見て以来アメリカは嫌いだ。
しかも先だっての衆院選では、散々迷った挙げ句に××党に入れてしまった。

でも何より大きいのは、あの3.11を通過したからだ。

昭和20年の原爆投下と、平成23年の原発事故。
60年以上の時を隔てても、私たち日本人の心はあんまり変わってない気がするんだよ。


政府と東電の無責任な態度。
今まで危険性を知っていて隠していたくせに、取り返しの付かない状況になって初めて騒ぎ出すメディア。
がれき処理問題で噴出した、人でなし住民たちの『我関せず』の態度。
被曝者差別も横行していると報じられてるし。

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自分もカツカツの状況で人助けなんかしてられるか!?
信用できるのはカネだけや!?
そりゃ確かにその通り。

だけどお腹を空かせて泣いている他人の赤子が目の前にいたら、自分は1日くらい食べなくても平気だからと自分の食べ物を赤子に与える。
まともな感性をしていれば、誰だってそうなるでしょ?

努力しない人間に対してシェアをするのは悪い意味での共産主義であって、色んな国がそれで破綻しているよ。
でも努力したくとも出来ない人がいるなら、少しでも手を差し伸べるでしょ?

当たり前じゃない?
そんな時くらい、他人の役に立たなきゃね。

それにこの作品全体を覆っているのは、弱者を虐めて私腹を肥やすブルジョアたちに対する憎しみなのです。

今もいますね。原発で私腹をね。
あと、反原発の国民感情を利用する、政治家や一部のタレントなど偽善者たち。

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あんまり普段は実感しないけど、今この瞬間にも世界では戦争や内紛が絶えないんだよ。
携帯を持った子供より、銃を持った子供のほうが多いという説もあるぐらいだよ。

右だろうが左だろうが関係ないよ。
何でもいいから早く戦争を止めてくれよ!
弱いもの虐めを止めてくれよ!

いったいどうすりゃいいんだよ!


この文章もどうやってオチを付けりゃいいんだよ!
教えてくれよ!
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